BLASSREITER Long time no see.2008-08-25 Mon 21:13
第19話『過去からの想い』の感想。
やっと共闘! ――と思いきや、即アル退場。 (なんやねん!) 強いはずのヘルマンが武力的に劣るはずのアマンダのパラディンに助けられ、腐女子間にヘルマン受が急増。 ブラッドにとってのレーネがどんな存在だったか知らず、ブラッドやレーネがどんな風に死んだか知らないはずのヘルマンが12話のレーネの死顔を回想し「レーネの二の舞にはさせねぇ!」と叫ぶ、脚本クライシス。 12話の現場にいたアルが叫ぶなら納得の台詞なんだが、アマンダを乗せてヘリで脱出していたヘルマンには、吐けない台詞だろう。 シドゥが描いた「絆」が発光して、ウォルフのマインド・コントロールを破り、アルが正気を取り戻す展開に無理を感じたのは自分だけ? Demoniac出現でオカルト風に始まった物語が、ベアトリスの解説でグッとSF化し、それじゃあXAT本部でいくらミサが行われ建物や武器が聖別されてても通じないわけだよなと納得し、ジョセフのバーサーカー化も「展開上、必要なんだろう。仕方ないよな」と見送った後の、言霊! おーいぉぃ、オカルト領域に戻ってきてるよ〜。 ジョセフがスノウにとって、どんなに有り難くて優しい存在なのかを描き、バーサーカー化のデメリット面を解消する回だったんだろうが、スノウとジョセフの回想シーン、背景や動画レベル落ちすぎじゃないか……? 冒頭でスノウがアマンダに掌の紋章を見せて、二人でジョセフについて話し出す会話の接ぎ穂も違和感を覚えた。 マンガ版を読んでいてスノウの特殊能力について知っている人間はスルーできたかもしれないが、アニメ版しか知らない人間には、スノウがアマンダの名前を知っていた理由も分からず、長らくジョセフと会ってないはずのスノウがアマンダにジョセフとの思い出を語る展開にも無理を感じただろう。 スノウの語り口や容姿が幼いので、その後にツェッペリン飛行場でジョセフから暴行されるシーンがひたすら可哀想でならなかった。血だらけの顔だけだと、まるで幼児虐待。 そして台詞の反復。 アルの決め台詞は、12話の反復。 ジョセフの正気を取り戻したスノウの台詞は、過去にスノウ自身がジョセフに言われた言葉。 12話で息絶え、つい数瞬間前に記憶を取り戻したアルがウォルフに放つ台詞はそれでいいとして、何年も同じ言葉を胸に生きてきた人間が語る台詞としていいのだろうか、スノウ……? 「お前は悪くない。生きていいんだ」 感動的な筈の台詞なのに、なぜ陳腐に聞こえてしまったんだ?! そこは、やや女性らしい口調に変えて、スノウの中で一度消化され血肉になったものとして語らせるべきだったのでは? スノウが、この話を都合よく展開させるためのマペットに見えてしょうがない。 で、一匹退治するのも大変だった雑魚Demoniacが動く3Dホログラム的存在へ。ゆらゆら揺らして適当に分散しとけ、みたいな。 上位Demoniacの意識波にどれだけ影響されてしまうんだか知らないが、スノウの接近にも緩慢な反応で、ジョセフ自身が出る羽目になるなら、ツヴェルフ攻略にザーギン・ベアトリスが大量に率いてもたいした効果は望めないんじゃないだろうか。 動かす必要がないから動かさないで飾ってるんだろうが、人間にしろDemoniacにしろ、数いれば一様というわけにはいかないだろう。 この回のCGはXAT本部前の戦闘に比重が偏り、スノウとジョセフの絡み以外の空軍基地が手薄になってる気がする。 雑魚Demoniacの動きに、板野ミサイルが三種類から一種類に統一されてしまった位の寂しさを覚える。第一話であれだけ苦労して退治していた雑魚Demoniacがご機嫌なランカ・リーの歌の支配下!?(番組違い) ベアトリスがご丁寧に位階の上位にあるDemoniacが下位にあるDemoniacを支配する構図を見せてくれたおかげで、白馬化したゲルトがザーギンの思い通りに乗られている可能性が大になったわけだが、こんなに脚本がガタガタしてて大丈夫なんだろうか? CGで見せるアクションと物語全体の流れに必要な人間ドラマとのバランスが13話以降極端になってきてるような気がして不安だ。 アルの死に様はかっこいいが、カメラが寄るのが遅く、音楽が長く感じた。 ジョセフの正気化より、むしろ、ここをラストにして欲しかった。 隊長はお気に入りのアマンダを勧誘するのを忘れず、正直でよかった。 そして、狩人さんの手助けで赤頭巾ちゃん二人組は悪い狼を退治することが出来ました、メデタシメデタシ☆ めでたし聖寵満ち充てるといかないのがツヴェルフ。 今頃、アンチ・ナノマシンの開発かい……。遅い。責任感の欠片も無い。暴走させるコードはリリースして制御するコードを用意しておかないなんて、どこの犯罪者だ。 武器商人だって、巷に流すのは1ランク・ダウンした安全装置つきのモノだろうに、対抗手段も制御装置も用意してない段階で表に出すなんて、変すぎる。(結果を考えずに走るのはヘルマン一人で十分だ。) ドイツ政府および要人をあんな風に無力に描いて、反発を食らわないだろうか? どうせ描くなら、アマンダがツヴェルフ本部の大モニター前に連れてこられた場面で、ツヴェルフに入った政府要人からの通話を映し、XAT壊滅と雑魚Demoniacの大量発生に揺れる政府を視聴者に意識させれば唐突感がなかったのに、急に国連総会で責められているドイツ大使を映すなんて、置いてけぼりもいいところ。 CNSニュースはどこへいった? 雑魚Demoniac一匹、大型トレーラーに張り付いて国境超えたらEUはアウトだろう? ツヴェルフ潰しに召集がかかってる現在は分散が防げているが、雑魚Demoniacをマインド・コントロールしている上位体が滅ぶか思念波が途切れたら、一体どうなる? ヴィクターが嘯いていたようにツヴェルフが一国に留まらず世界中に分散している組織であるならば、それを叩かんとするザーギンもまた世界中に部下を育て支局を叩く準備をしておかないとおかしいだろう。 しかし、視聴した限り、ザーギンはいつも緑豊かな郊外の邸宅でガラス窓越しに空を見ている。ベアトリスばかり仲間作りに奔走している。たまに現場に現われてもヨハネの黙示録を諳んじるか、ジョセフ虐め……。それでいいのか、御大将? この先、ますますアマンダの雄化、ジョセフとヘルマンのヒロイン化が進むと思うと欝。 男達が様々な苦難に翻弄されるなか、アマンダだけが決然と立ってるような未来予想図。 アンチ・ナノマシンの開発が上手くいかなかった場合、上位同士が戦い、一番平和主義なブラスレイターが生き残り、各地を回って雑魚Demoniacを倒しつつ余生を送るのが理想的展開。 ジョセフがエレア本体と地核突入か太陽突入し、アマンダの元に戻って最期をみとられ、脳死状態にあったマレクがジョセフの戦いと遺志を継ぐとか……。 最悪な展開として思い浮かぶのは、ヘルマンがザーギンと戦って白馬を斬りつけ、ゲルト黒炭化し消滅。ヘルマン、呆然自失のところをザックリ。「死んだら承知しないから!」罵倒し泣き叫ぶアマンダの傍ら、復帰したマレクが姉のことは任せてと盾になり、なんとか敵を倒したジョセフがかけつけた時にはヘルマンは腕や下半身から黒炭化。ジョセフを見て一言、「アマンダを頼む……」 「いやぁぁぁああ!!」 または脳死状態から復帰したマレクがエレアにマインド・コントロールされ、ヘルマンやジョセフと戦う展開。対ウォルフ戦では勇ましかったアマンダは、戦う気力を奮い起こせず無防備に。アマンダを庇い、ヘルマン消滅。「いやぁぁぁああ!!」 こう想像力を巡らしてみると、どうやら自分はアマンダにヒロインらしい悲鳴を求めているらしい。 「では、アマンダ役の伊藤静さん、一発、涙まじりの悲鳴をお願いします! 3、2、1――ハイッ」 「「「Yeaaaaaahhh!!!」」」 「……なんでダチョウクラブ?」 「「「訴えてやる!」」」 「や、こっちが叫ぶべきなのか……ぃやぁぁあああ!?」 「「「よし! 許してやる!」」」 「ぁ、ありがとうございました〜」orz なんて展開Nothingで結構なんだが、本編が欝展開が過ぎると脱線したくてたまらない。 とりあえず、来週もヘルマンは生きてる。 本編の十話ぐらいまでの世界観で楽しい二次創作小説を山ほど読みたい。 |
BLASSREITER Red-bird sang.2008-07-31 Thu 07:34
第十六話『再会』を観た。
「やった! ヘルマン、復活した!」と喜ぶのも束の間、ヘルマン……ベアトリスに利用されてるじゃないですか〜。ゲルトといい、ヘルマンといい、なんでベアトリスに騙される?! これはPhoenixチームに所属していた者の宿命なのか……? 初めの頼りなさげな風情は、あっという間に消え、狂戦士へと早変わり。もう、見事としか言いようが無い暴走ぶりに「はははっへへへっ」じゃないが笑いがこみ上げた。 あのパラディンを一薙ぎで倒すとは……ヘルマン、お主やるな! ゲルトのゲの字も口にしなかったこと以外は、納得。 Red-blooded Hermann=Hellion!! そして、アマンダの「ヘルマン、融合体になっても貴方はヘルマンよ」に失笑。 台詞の数々が、かつてゲルトにヘルマンが言った台詞の焼き増しに感じてDon't redo! 追いかけて説得するつもりらしいが、アマンダの場合、ツヴェルフにマレクを人質にとられているところが、かつてのヘルマンと違う。 ヘルマンを追ってツヴェルフから去って大丈夫なのか、アマンダ? サーシャはアマンダに、マレクを人間の体に戻す研究を進めているようなことを言って安心させていたが、それは本当だろうか? ヴィクターは十五話でアマンダに「協力者の身内を実験台にするような真似はしない」と言っていたが、実際はサーシャの弟のジョセフが実験台にされている。 そして、サーシャの恋人のザーギンは? 彼は傷心のところをヴィクターに言いくるめられて、ナノマシンの被験者となったのでは? サーシャは、ザーギンが「救世主となって世界を正しく導けると信じて」被験者に自ら立候補したように言っていたが、実際は、ヴィクターからザーギンのことを伝聞で聞いただけでは? ザーギンが被験者として扱われていた頃、サーシャもまたその身を実験台に置いていたとしたら、もう仕方がない。 ヴィクターが、ツヴェルフの理想的な面だけ見せて賛同させる手口は、第十五話コントロール・ルームでのアマンダとのやり取りで明らか。もし、アマンダがジョセフから話を聞いていなかったら、すっかり騙されてツヴェルフの一員になり、企業向けの広告塔として利用されていただろう。 二人の姉の、なんと対照的なことか。 シドゥが皮肉っていたが、これでメイフォンまでもが誰かの姉だったら最悪だ。 今のサーシャは、ヴィクターに真実と嘘を同時に吹き込まれたred-green blindness。 ヘルマンも、ベアトリスに真実と嘘を同時に教えられ、ツヴェルフを内から崩す破壊分子として送り込まれたが、アマンダから諭され、失っていた視力を取り戻すことができた。 真実は、ヘルマンには痛く悲しく叫ばずにはいられないほど受け入れ難いものだったが、少なくとも彼は自分の未来を拓く力を手に入れることができた。 サーシャは、白い嘘で覆われたツヴェルフで、一体なにが出来るのか? 何が見えているというのか? OPの「君を守りたかった」という部分が、サーシャに対するザーギン、アマンダに対するヘルマンの想いのようで、アンハッピーエンドの未来図しか描けない。 雪のように消えるのが信仰を隠れ蓑に悪行を為したツヴェルフならいいが、好きなキャラが死ぬのはもう嫌だなぁ……。 戦いの後、少なくとも一人はライダーが生き残れそうな微かな望みを抱かせる歌詞だが、あいにく生き残らせたいのが正規の主人公ではない自分には、雪も風も精霊会議の召集を意味しない。 OPは多分にネタバレを含んでいるらしいので、この先の展開を知りたい人間はCDを買って歌詞をチェックするのもいいかもしれないが……ゲルトがいない今、自分にはこの先どうなろうと知ったことではなかったりする。 今は白馬なんだ、白馬なんだと己に言い聞かせ我慢すること数ヶ月、いい加減、片鱗でもいいから、ゲルトが生きている証が欲しい。 666だがTriple-6だが知らないが、白いバイクを置いといて、それがゲルト専用じゃないってどういうことだ! しかも、バイクの登場と同時にかかったのは第五話のイーゴ戦で流れたあの曲! 格好いいけど、悔しいぞ! ヘルマンにゲルトを塗り変えられたみたいで……。 どうして、ゲルトのじゃないんだ……? ツヴェルフのセンスはよく分からない。黒いバイクをジョセフに与え、そのデータを元に作った白いバイクに、強化体の赤いジョセフを乗せようとは……。白いバイクに載せて救世主を気取らせるならば、白を好んで着ているザーギンの方が相応しいだろう。ジョセフをザーギンと戦わせ生きたままザーギンを回収させる予定だったのなら、四番目の騎士としてザーギンのための専用機を用意していても納得が入った。 前方と左右に突出部があるのが既に戦闘形態にみえる。普通に街を走行するには必要のないシールド板のよう。上下のバネが凄すぎる。 ガルムの戦闘形態が四輪であるのに対し、こちらは前方2の後方1で三輪。これも、「三位一体」を意識するキリスト教の拘りか? 自爆コードを入れるという発想が、用済みになったら搭乗者ごと爆破するツヴェルフの方針が見え隠れして、不快。おかげで、ガルムを与えられていたジョセフが、いつでもツヴェルフに爆破できる者として泳がされていた状況が見えてしまった。 嬉しかったのは、ヘルマンの顔の火傷がゲルトと反対側だったこと。 思わぬところに「対」があった。 しかし、荒っぽい……変化の激しさも、ゲルトとは反対だ。 二人足して二で割ったら、ちょうどいいんじゃなかろうか。 (ゲルトにヘルマンの激しさがあったなら、ジルは浮気しなかったかも) 獣バイク…666、二人でタンデム&融合したらA-nandaピンク? 急に大きくなったヘルマンの存在に、OPもEDもヘルマン視点の曲に聴こえてきてしまった。 特に「君の隣へ……」というところで、ついニヤリ。 今までXAT隊員のためにあるような曲だと思っていたのが、ヘルマンの片思いsongに聴こえてきたから不思議だ。 「君の傍へ……」だけだと、瀕死のザーギンがサーシャへ手を差し伸べ匍匐前進する姿が思い浮かぶが、「隣」! 「そうか……ステンドグラスのゲルトの左にそんなに収まりたかったか、ヘルマンよ。哀れ、よよよ…」と涙誘われ、「Yo! 俺もいるの、忘れるなyo!」とアルに突っ込まれそうだYO. 本編は笑えない展開なんだけどなぁ……。 妙に気になるのが、ツヴェルフの居城があるベツレヘム実験都市がモンサン・ミッシェルに見えること。自給自足というわりに耕地が見えない。羊も牛もいない。 ヘルマンがバスから下りた時、体調を気遣って声をかけてくれたシスターの声優はもしやメイフォン役の声優さん? トリプル6が侵入者に奪われたと報告するオペレーターは、レーネの声優さん?(可愛かった) ツェッペリン空軍基地、融合体に襲われてレッド・ツェッペリン……グハッ。 橋上の検問所の警備が一人だけというのは手薄では? トイレで場を外すこともできない罰当番的なポジション。 ツヴェルフの科学力をもってすれば橋上に非常時にボタン一つで起動できる電磁網やレーザー機器でも設置していそうなものだ。 ああいうスピードが出やすい一本道というのは、装甲車で突っ込まれたら簡単に突破される。路面にスピードを出せないよう適当な段差や障害物を設けておくべき。暴走族対策しなくちゃ、ヘルマンは止められないぞ! 次回は、いよいよツヴェルフVSザーギン勢の総力戦らしい。 しかし、Zwörlf対Wolfか……。 どっちが、世界を滅ぼす狼となるのか。 終末の冬を終わらせ、世界に春をもたらすものは……? 予告を見る限り、ザーギンとゲルトかもしれない白馬は在宅らしい。 『獣の咆哮』というタイトルから連想するのは、青い狂犬(バーサーカー・ジョセフ)の初陣、狩人(アル)に仕留められる狼(ウォルフ隊長)、ヘルマンの暴走、赤獅子(シドゥ機Sword Rider)の融合体化、Garm対666。 何がどうなっても、おかしくない気がする。 一つだけ確実なのは、ジョセフとアマンダは絶対死なないということ。 ということで、ここは死ぬ確率が高いキャラを応援してみたい。 ヘルマン、アル、ウォルフ、元XAT隊員たち、頑張れ! アルをメイフォン狙いだと勘違いしたことのある自分のために、アルには「お嬢ちゃん」をもう一度お願いしたい。 ウォルフは、一人楽しそうなのがムカつくので、夢敗れて哀愁に浸ってください。 ヘルマン……アマンダ庇って死ぬとか、アマンダに戦意を殺がれてウッカリ死とか、アマンダの危機に気をとられたところを敵にザックリ殺されるとか、ご勘弁。「私はもう誰も失いたくない!」と追いかけたアマンダが死亡フラグか地雷に見えて仕方がない。それよりも「もう誰も失いたくない」と思ってる視聴者のために、アマンダから逸れて、終盤戦まで生き延びてくれ〜っ! 共闘、Come on!! 公式HPが更新され、隠されていた紋章とナノマシン・タイプが明らかになった。 自分の予想が当たっていたのは、マルコシアスのヘルマンだけ、という。(笑) HPチェックした時点では、アルやザーギンの紋章はなかったので完璧ではないが、まとめてみた。 24話で収めるにはもったいない格好良さ。 スタッフの心血を見る思いがする! 紋章にネタバレ&裏設定がたくさん盛り込んでいそうで興奮してしまった。 まったく……どれだけ視聴者を楽しませてくれるのか。 嬉しいじゃないかーっ! 8/1からの動画無料配信キャンペーンが楽しみだ。(通しで観るぞーっ!) ![]() 公式ホームページ http://www.blassreiter.com/ 動画配信 クラビット・アリーナ他 特設 ブラスレイター・カフェ MEGA HOBBY STATION
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